

Amazonプライムビデオとは、
アメリカの大手ショッピングサイト「Amazon.com」が運営する動画配信サービス(VOD)です。
他のVODと大きく異なるのは、Amazonプライムビデオがプライム特典の1つであるという点です。
Amazonでは、Amazonプライムと呼ばれる有料会員サービスを展開しており、
月額325円というのは、この有料会員サービスの料金です。
こちらに加入すると、
など、
全部で17種類にも上るプライム特典が受けられます。
Amazonプライムビデオもこれらプライム特典のうちの1つとなっています。
国内VODの中で2番目に料金が安いdTVが月額500円である事を考えると、
月額325円というのは、かなりの破格です。
以下では、Amazonプライムビデオの特徴について詳しくご紹介していきます。
\ドキュメンタル独占配信♪/
運営会社 | アマゾンジャパン合同会社 |
---|---|
動画配信数 | 総配信数(レンタル・購入含):約70,000作品 見放題(プライム特典):約10,000作品 |
料金(税込) | ・年間プラン3,900円(※325円/月) ・月間プラン400円 |
無料期間 | 30日間無料 無料登録: |
動画ジャンル | ・洋画 ・邦画 ・アニメ ・国内ドラマ ・海外ドラマ ・オリジナル作品 など、全34ジャンル |
リアルタイム配信 | ・Prime Videoチャンネル (月額200円~) |
画質 | SD/HD |
対応デバイス | ・PC(Win、Mac) ・スマホ・タブレット(Android、iOS) ・Amazon Fire TV、Fire TV Stick ・Fireタブレット ・ゲーム機(PS3、PS4、Wii U) ・テレビ ・STB(Nvidia Shield、AppleTV) 対応デバイス詳細:こちら> |
デバイス同時視聴数 | 3台 |
マルチアカウント | 非対応 |
動画ダウンロード | 対応 |
元々Amazonは2013年からVODを展開しており、現在は70,000本以上の作品を配信しています。
冒頭では、「Amazonプライムビデオはプライム特典の1つ」と記載しましたが、
Amazonプライムビデオとは、正確にはこれら70,000作品を配信しているサービスの名称です。
(※以前はAmazonビデオ)
これら70,000本の動画はプライム会員でなくても、
という形で視聴する事ができます。
・【詳細】Amazonプライムビデオのレンタル・購入>
そしてAmazonプライム会員になると、このうちの約10,000作品が特典で見放題となります。
総作品数 | 見放題作品数 | レンタル・購入作品数 | |
---|---|---|---|
Amazonプライム非会員 | 約7万本 | ー | 約7万/7万本 |
Amazonプライム会員 | 約1万/7万本 | 約6万/7万本 |
※Primeオリジナルなど、一部作品はプライム会員でないと見られない
※70,000本の目安は?U-NEXT・dTVとの作品数比較(↓)
料金には、年間プランと月間プランが用意されています。
年間プラン(税込) | 月間プラン(税込) |
---|---|
一般:3,900円(325円/月) 学生:1,900円(159円/月) |
一般:400円 学生:200円 |
冒頭に月額325円~400円と記載ましたが、正確には上記2つのプランが用意されており、
年間プランに申し込んだ場合は、3,900円を一括で支払う形となります。
これを月換算すると、月額325円です。
月間プランを選んだ場合は月額400円と少し割高ですが、
Amazonプライムビデオの次に料金が安いdTVが月額500円なので、他VODと比べると安い設定です。
また、こちらは「Amazonプライムの料金」であるため、他のプライム会員特典も得る事ができます。
そう考えると、VODサービスの中でもAmazonプライムビデオはかなりお得なサービスであると言えます。
年間プラン、月間プラン共に、
最初に30日間の無料期間を設けており、無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。
年間プランで課金が始まってから利用をキャンセルした場合は、日割りで差額が返金される仕組みになっています。
Amazonプライムに登録すると、
Amazonプライムビデオ以外に、全部で17種類にも上る特典を受ける事ができます。
ここではあまり詳しく紹介しませんが、
最も身近に感じるのは「配送特典」ではないでしょうか?
Amazonプライムの配送特典は、Prime Deliveryと言い、
など、便利な配送オプションが無料で何度でも使えます。
また、対象エリア内にお住まいの場合は「Prime Now(プライム ナウ)」の利用で、
注文から最短2時間で商品を受け取ることも可能です。
※Amazonプライム特典について詳しくは、以下の記事を参照下さい。
・【詳細】Amazonプライム会員|知らないと損する17の特典>
Amazonプライムビデオは、
「映画・ドラマ・バラエティ・アニメ」など多岐に渡るジャンルの動画を配信しています。
しかし、これは他のVODも同じです。
Amazonプライムビデオの作品ラインナップを特徴付けているのは、他では見る事ができない
Amazonは2010年に「アマゾン・スタジオ」と呼ばれる子会社を設立しており、
特に日本向けの「オリジナルドラマ・アニメ」や、豪華芸人を起用した「バラエティ番組」の制作に力を入れています。
松本人志さんの「ドキュメンタル」や、浜田雅功さん、矢部浩之さん主演の「戦闘車」などはCMで見かける事も多いので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
以下、Amazonプライムビデオのジャンル毎の作品数です。
見放題作品数 | 全作品数 (レンタル・購入含む) |
|
---|---|---|
オリジナル作品 | 222 | 222(※レンタル・購入不可) |
洋画 | 494 | 4,954 |
邦画 | 653 | 3,345 |
アニメ | 967 | 5,302 |
国内ドラマ | 172 | 914 |
海外ドラマ | 475 | 952 |
韓流・華流 | 88 | 803 |
オリジナル作品・洋画・邦画・アニメ・国内/海外ドラマ、韓流など、多ジャンルの作品を配信しています。
こちらの配信本数は他のVODと比べてどうなのか?
主要ジャンルの作品数を、
Amazonと同じ配信形式をとっているVOD(U-NEXT、dTV)と比較してみました。
ジャンル | 全作品数(見放題数) | ||
---|---|---|---|
Amazon (プライムビデオ) |
U-NEXT | dTV | |
オリジナル作品 | 222(222) | ー | 247(247) |
洋画 | 4,954(494) | 4,680(3,688) | 2,310(908) |
邦画 | 3,345(653) | 2,935(2,575) | 837(407) |
アニメ | 5,302(967) | 2,312(1,980) | 674(497) |
国内ドラマ | 914(172) | 913(571) | 270(200) |
海外ドラマ | 952(475) | 631(416) | 443(169) |
韓流・華流 | 803(88) | 825(751) | 281(199) |
※いずれのVODも「見放題+レンタル・購入(PPV)」の形式で作品を配信
上記表、()内が見放題の作品数です。
と、思われていたかもしれませんが、
U-NEXT、dTVなど国内最大級の配信数を誇るVODと比べても、そこまで見劣りしません。
月額325円で利用できる事を考えれば、十分な配信数ではないでしょうか?
但し、「国内ドラマ」に関しては少し弱いです。
TBSとテレ朝の作品は多めに配信されていますが、自社傘下のVODを保有している
の作品は殆ど配信されていません。
「見放題」作品も現時点ではやや古いものが多いです。
U-NEXT、dTVと比較するために上記ジャンルに分けて作品数を紹介しましたが、
プライムビデオ上では、34ジャンルから作品を絞り込む事もできます。
これを見ると、実に多岐に渡るジャンルが配信されている事が分かります。
Amazonは2010年に「アマゾン・スタジオ」と呼ばれる子会社を設立しており、オリジナル番組の制作も行っています。
アマゾン・スタジオで制作された作品はAmazonプライムビデオでしか配信されていないため、これらは同サービスを特徴付けるコンテンツとなっています。
他社との差別化のため、
最近はNetflix、Hulu、dTVなど、動画配信サービス自らもコンテンツを制作するのが一般的となっています。
最初のうちは、
と思う人も多かったようですが、そのクオリティはテレビ番組にも劣りません。
日本はプライム会員増加率が世界屈指の地域のため、
Amazonプライムビデオは、特に日本向けのコンテンツ制作に力を入れています。
約200本配信されているオリジナル作品のうち、50本近くが日本向けとなっています。
特にバラエティ系の番組では、
などなど、豪華芸人を起用し、
テレビにも負けないクオリティの番組を配信しています。
これらオリジナル作品はAmazonプライムに登録すると、全て見放題となります。
一方、一般会員では「レンタル・購入」する事もできず、視聴はできません。
観たい場合はプライム会員への登録が必要となります。
\ドキュメンタル独占配信♪/
ここまでAmazonプライムビデオのサービスの概要、作品ラインナップの特徴をお伝えしてきました。
ここでは機能面の特徴についてお伝えします。
Amazonプライムビデオは、ユーザーが投稿した作品に対する評価・レビュー(感想)を参照する事ができます。
もちろん、自分でレビューを投稿する事も可能です。
評価だけなら付けたり参照できるVODは存在するものの、
作品のレビューまで投稿・参照できるのはAmazonプライムビデオだけです。
ネタバレには注意したいところですが、
Amazonの商品購入レビューと同じように詳しく書いている人が多く、作品を見るかどうかの良い判断基準になります。
対応デバイス | ・テレビ(各社スマートテレビ) ・スマホ・タブレット(iOS、Android) ・PC(Win、MacOS) ・ゲーム機(PS3、PS4、Wii U) ・STB(Nvidia Shield、AppleTV) ・Amazon Fire TV、Fire TV Stick ・Fireタブレット |
---|
Amazonプライムビデオに限った事ではありませんが、VODの良いところはテレビ、スマホ、タブレット、PCなど、インターネットに繋がってさえいれば、様々なデバイスで動画を視聴できる点です。
利用シーンに合わせていつでも動画を楽しめます。
※対応デバイスの詳細については、以下をご確認下さい。
・【詳細】Amazonプライムビデオ対応デバイス>
・【詳細】Amazonプライムビデオをプレステ3で視聴するには>
Amazonプライムビデオは、3台までの端末を同時視聴させる事ができます。
つまり、1アカウントで3人同時に別の端末から動画を視聴できるという事です。
Huluなどは別端末からの同時接続に制限をかけているため、
複数の人が利用する場合は原則もう1つアカウントを作らなければなりません。
同時視聴が可能なら、家族で1アカウントを共有する事もできるので、コストパフォーマンスが上がります。
但し、Amazonのアカウントを共有する必要があるため、
アカウント主はAmazonプライムビデオには関係のない商品の購入履歴等も他のユーザーに見られてしまいます。
家族間の話で、特に気にならないのであれば良いですが、
と、思われる人も多いと思います。
その場合は、家族でAmazonプライムビデオ用のアカウントを新規で作ると良いでしょう。
・Amazonプライムビデオ|複数端末の同時視聴>
スマホ、タブレットには、Amazonプライムビデオのダウンロード機能を利用して動画を保存しておく事ができます。
これを利用すれば、自宅のネットワークで動画を保存してから視聴できるので、
などの利点があります。
※動画ダウンロードの詳細については以下を参照下さい(方法や注意点等記載)
・Amazonプライムビデオ動画ダウンロード機能|使い方と注意点>
今回は、Amazonプライムビデオについてお伝えしました。
Amazonプライムビデオには、
という特徴があり、
特に、プライム特典の1つであるというのは他のVODと大きく異なる点です。
月額325円~400円でAmazonプライムの他の特典も受けられるので、かなりお得なサービスと言えます。
低価格の割に、作品数もU-NEXT、dTVと言った大手VODと比べ見劣りしません。
日本向けのオリジナル作品の制作には特に力を入れており、
松本人志さん等、人気芸人を起用したバラエティ番組を多数配信しています。
Amazonプライム会員に登録してみようか迷っているのなら、
まずは30日間の無料体験を試してみては如何でしょう?