VODとは?次世代の動画視聴スタイルはVODで変わる!
VOD video on demand television service tv hd screen video concept

VODとは、Video On Demand(ビデオ・オン・デマンド)の略で、「ヴイ・オー・ディー」と読みます。

一言で言うなら、インターネットを介した動画配信サービスの総称です。

VODなら、スマホ、タブレット、PC、テレビ等etc...

インターネットに接続さえしていれば、特に機器(デバイス)を意識する必要なく、自分が見たい動画をいつでも視聴する事ができます。

「オン・デマンド」を日本語に訳すと「要求に応じて」「要求があり次第」という意味です。

テレビ放送などの配信側が一方的に番組を流すのとは異なり、

視聴者が

  • 「見たい動画(ビデオ)」
  • 「要求に応じて(オン・デマンド)

いつでも提供してくれるサービス、と解釈して貰えれば分かりやすいです。

VODは「映画、ドラマ、アニメ、バラエティ、ドキュメンタリー、スポーツ」など、

映像コンテンツの視聴スタイルを大きく変えており、2015年を境に日本でも普及をはじめ、2018年に入ってからも利用者の数を増やし続けています。

この記事ではVODの概要と、オススメのVODサービスについてお伝えしていきます!

VODの種類

VODには、SVODTVODESTAVOD、と大きく分けて4つの種類があります。

なお、日本でVODという言葉が注目されるようになったのは、元々アメリカでSVODを中心にサービスを展開していたNETFLIX(ネットフリックス)やHulu(フールー)などが日本市場へ参入したのがキッカケです。

最近ではVODと言うと、このSVODを中心としたサービスを指すことが多いです。

本サイトもSVODを中心に扱っていますが、ここではそれぞれのVOD形態について簡単に触れておきます。

SVOD(定額制動画配信サービス)

SVODサービスのイメージ図

SVOD(エス・ヴイ・オー・ディー)とは、「定額制(サブスクリプション)動画配信サービス」の略で、毎月定額料金で、そのサービス内の全ての作品(コンテンツ)が見放題になるVODの事です。

同じ作品を何回見ても良いし、違う作品を何本見ても追加料金は発生しません。

映画・ドラマ・アニメ・バラエティ・ドキュメンタリーなど、これまでレンタルビデオ店に並んでいたような作品が網羅されています。定額料金だけで店内の作品が全て見放題になるレンタルビデオ店がインターネット上に出現したとイメージすると分かりやすいです。

動画をその場でダウンロードしながら視聴するストリーミング方式での配信が主流のため、端末に作品を保存しておく必要はありません。スマホ、タブレット、PC、テレビ等、インターネットに接続していればどの機器からでも見たい時に再生でき、時間や場所を選ばずに作品を楽しむ事ができます。

しかも、レンタルビデオ店のように返却や延滞料金などの煩わしさがないのも嬉しいポイントです。

コンテンツ数は数千~数十万本単位で用意されているので、「いつでも・どこでも」沢山の作品を楽しむ事ができます。

※代表的なSVODのサービス
 NETFLIX、Hulu、(amazonプライムビデオ、U-NEXT、dTV)など

TVOD(都度課金制動画配信サービス)

TVOD(ティー・ヴイ・オー・ディー)とは、「都度課金制(トランザクショナル)動画配信サービス」の略です。

SVODが毎月の定額料金で見放題となるのに対し、TVODは視聴する作品毎に課金されるのが特徴です。

TVODで購入した作品には視聴期限が設けられ、期限内であれば何度でも視聴可能ですが、それを過ぎると見る事ができません。動画データをビデオレンタルのようにレンタルし、期限内に視聴するイメージです。

先ほどSVODをインターネット上のレンタルビデオ店に例えましたが、作品毎に課金されるTVODの方が、実際のレンタルビデオ店のイメージに近いです。

※代表的なTVODのサービス
 amazonプライムビデオ、U-NEXT、dTV、VideoMarketなど

EST(動画配信販売)

EST(イー・エス・ティー)は「エレクトリック・セル・スルー」の略で、こちらもTVODと同様、視聴する作品毎に購入します。

TVODの場合は視聴期限が設けられますが、ESTは一度購入してしまえば永久に視聴する事ができます

DVDやBlu-rayの(パッケージを含まない)データ部分を購入し、自分で所有するイメージです。

ESTは購入した作品を自分の端末へダウンロードし、端末上で再生する方式が主流でしたが、最近ではSVODやTVODのように、購入したサーバー上からストリーミング配信をする形態も登場しています。

※代表的なESTのサービス
 iTunes、Google Play、amazonビデオ、RakutenTVなど

AVOD(広告型動画配信サービス)

AVODのイメージ

AVODとは、「広告型(アドバタイジング)動画配信サービス」の略です。

SVOD、TVOD、ESTは視聴者の料金で収益を上げていますが、AVODは配信する動画に広告を掲載し、その広告費で収益化しています。動画を再生すると広告が表示される代わりに、視聴者は無料で動画を楽しむ事ができます。この構図は、テレビ局がスポンサーからの広告収入で利益を上げているのと一緒です。

動画のコンテンツもSVODやTVODとは少し異なり、個人が作成した動画や、テレビ局のようにオリジナルコンテンツを中心に配信しているサービスが多いです。

※代表的なAVODのサービス
 YouTube、Dailymotion、AbemaTV、ニコニコ動画、TVerなど

VODで何ができるの?

VODはスマホ、タブレット、PC、テレビ、あらゆる機器から動画を再生する事が可能です。

また、DVDやBlu-rayなどを手元に保有しておく必要もないため、手軽に動画を視聴できます

いつでも、どこでも見たい時に視聴できる

マルチデバイス

VODの動画はあらゆる機器で再生可能なので、場所や時間を選ばずに楽しむことができます。

利用シーンに合わせた端末の選択例
  • リビングの大画面で映画を鑑賞したい ⇒ テレビ
  • 寝室のベッドでドラマを見たい ⇒ タブレット、スマホ
  • そのドラマの続きを、通勤・通学時に見たい ⇒ スマホ

このように、利用シーンに合わせて機器を選択できます。

また、DVDやBlu-rayなどをレンタル店へ借りに行ったり、返却する手間もありません。返却が面倒になってしぶしぶ延滞料金を支払った経験は誰にでもあると思いますが、VODならその心配もありません。

ドラマやアニメの「イッキ見」

過去にテレビで放送されたドラマやアニメのラインナップも豊富です。

テレビドラマは放送に合わせて毎週1話ずつ順番に見ていくのが普通ですが、予約録画で溜め込んだり、レンタルして一気に見るという人も多いでしょう。

利用しているVODで見たいドラマやアニメが配信されていれば、毎月の定額料金でそれら作品は見放題になるので、

この「イッキ見」のハードルはとても低くなります。

配信されている作品の種類はサービスによって異なります。

各VODは放送局の傘下に入っていたり、提携を結んでいることが多く、該当する放送局と関連する作品であれば比較的新しい作品でも見放題となっている事があります。

※但し、関連する放送局の作品でも配信されていなかったり、PPV(都度課金制)になっているケースも多い

【参考】主要VODサービスと放送局の関係
主要VODサービス 傘下・提携中のテレビ局 無料期間 月額料金(税抜)
NETFLIX ・NHK
フジテレビ
・テレビ東京
と提携中
1ヶ月間 800円(ベーシック)
1,200円(スタンダード)
1,800円(プレミアム)
U-NEXT USENと経営統合 31日間 1,990円
Hulu 日本テレビ傘下
・NHK
・TBS
・テレビ東京
のコンテンツも配信中
14日間 933円
FODプレミアム フジテレビが運営 1ヶ月間
888円
dTV ・TBSと提携中 31日間 500円
Amazonプライムビデオ 30日間 月額プラン:400円
年額プラン:3,900円(325円/月)

※Amazonプライムビデオに関しては税込価格

大抵のVODサービスは14日~31日間の無料期間を設けているので、最初は複数のVODサービスを無料体験し、自分が見たい作品の配信や操作性などを比較してから気に入ったサービスを選んでいくのがオススメです。

見逃し配信

見逃し配信とは、テレビで放送された番組を放送後にVODで配信するサービスです。

少し前まで、「Aドラマ」という番組が見たければ、

「Aドラマ」の放送時間は毎週月曜日の20時

という具合に放送時間をおさえ、毎週「Aドラマ」をテレビの前でリアルタイムで見る、というのが普通でした。

しかし、インターネットが普及し、スマートフォンが家庭娯楽の中心となったいま、番組の放送時間に合わせてテレビを見るという習慣は薄れつつあります。

見ようと思っていた番組なのに、気づいたら放送時間が過ぎていたという経験はないでしょうか?

この傾向は、10~20代の若い世代ではより顕著です。

VODの見逃し配信は、このような視聴者へ向けて、テレビ放送後の番組を一定期間配信します。

有名な見逃し配信は「TVer(ティーバー)」と呼ばれる在京の民放キー局5社(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)で運営されているサービスです。こちらのサービスは番組が次回に放送されるまでの1週間の間、無料で配信を行います。

テレビ局各社がこのような対応に乗り出しているのには、ドラマ等の放送を見逃した視聴者をVODで繋ぎ止めておき、視聴率を維持しようという狙いがあります。

関連TVerの公式サイト

おすすめVODサービス6選!

VODにはSVODTVODESTAVODの4種類があるとお伝えしました。

VODを利用する際は、VODサービスに登録する事になります。

実際のVODサービスは「SVOD+TVOD、EST」など、複数の形態を組み合わせてサービスを提供しているケースも多いです。良く見かけるのは、SVODを中心にサービスを提供し、一部の作品をPPV(ペイ・パー・ビュー)と呼ばれる都度課金制にしている「SVOD+PPV(TVOD、EST)」型のサービスです。

SVOD、TVOD、ESTを組み合わせたVODサービスのイメージ

DVDやBlue-Rayが発売される前の最新作や、アニメのイベント上映と同時に行われる有料コンテンツの配信などにはPPV(TVOD、EST)が採用されるケースが多いです。

以下では、筆者が登録しているおすすめのVODサービスをご紹介します。

いずれも代表的なサービスで、どれを選んでも外れはありません。

但し、配信作品の種類や配信方法、画面の操作性など、それぞれ個性があります。どのサービスも無料期間を設けているので、最初は複数のサービスを無料体験し、自分に合ったサービスを選んでいくのがオススメです。

NETFLIX(ネットフリックス)

ネットフリックスのトップページ

動画配信本数 非公表
※全て見放題
強いジャンル オリジナルコンテンツ
洋画・海外ドラマ
TV局との関係 フジテレビと資本・業務提携
電子書籍・雑誌
月額料金
(税抜)
3つのプラン。
ベーシック:800円
スタンダード:1,200円
プレミアム:1,800円
※プランによる違いは画質と同時視聴可能数
課金方式 SVOD
※全作品が見放題
同時視聴数 ベーシック:1台
スタンダード:2台
プレミアム:4台
対応デバイス TV/PC/スマホ/TAB/ゲーム機/STB
ダウンロード機能 対応
画質 ベーシック:SD
スタンダード:SD/HD
プレミアム:SD/HD/4K
英語字幕 対応
無料期間 30日間
無料で30日間視聴する>>
個別レビュー NETFLIXとは?サービスの詳細>>

NetflixはSVOD(定額制動画配信サービス)の先駆け的な存在、アメリカ中心に全世界で1億2500万人(2018年5月)の利用者を誇ります。完全なSVODのサービスで、月額料金以外の費用はかかりません。

料金は「画質(SD、HD、4K)」と「同時視聴アカウント数」の違いで3つのプランに分かれます。

コンテンツ数は非公開ですが、洋画、海外ドラマを中心に充実しています。国内コンテンツでは、フジテレビと資本・業務提携しており、番組の配信や共同制作(「テラスハウス」「あいのり」等が人気!)を行っています。また、他のサービスと差別化を図るため、自社のオリジナルコンテンツの制作に大きく力を入れています。

■30日間無料・解約OK♪

U-NEXT(ユーネクスト)

u-nextのトップページ

動画配信本数 140,000本以上
(見放題:約90,000本)
強いジャンル 新作映画
多ジャンル
アダルト有:
TV局との関係
電子書籍・雑誌 書籍:33万冊以上(追加料金必要)
雑誌:追加料金不要、70誌以上が読み放題
月額料金
(税抜)
1,990円(毎月1,200円分のポイント付与
+PPV(都度課金)
課金方式 SVOD+PPV
※ポイントをPPV作品購入に充てられる
同時視聴数 アカウント別4台
対応デバイス TV/PC/スマホ/TAB/ゲーム機/STB
ダウンロード機能 対応
画質 SD/HD/フルHD/4K
英語字幕 非対応
無料期間 31日間
無料で31日間視聴する>>
個別レビュー U-NEXTとは?サービスの詳細>>

U-NEXTは14万本(見放題9万本)以上の動画と、33万冊以上の電子書籍が楽しめる、国内最大級の動画配信サービスです。これに加えて70誌以上の人気雑誌も読み放題となっており、コンテンツ量は文句なしです。

見放題作品も9万本とかなり多く配信していますが、一部は都度課金制(レンタル作品)となっています。レンタル作品は見放題では配信できない最新映画(見放題のみのNetflixやHuluでは配信できない新作)等が中心です。レンタル制度の導入で新作をラインナップに加える事で、コンテンツの充実を図っています。

料金は月額1,990円と他のVODサービスに比べてやや割高ですが、代わりに毎月1,200円分のポイントが付与されます。このポイントは「レンタル作品の購入」「電子書籍の購入」「映画館チケットの購入」などに利用できるので、毎月1,200円までなら新作のレンタル代もかかりません。

また、U-NEXTは他の大手サービスでは配信していないアダルト作品の配信にも力を入れています。1,990円の月額料金内にアダルトジャンルもパッケージされているので、レンタルビデオやアダルト専門の動画配信サービスに加入する時のような心理的な壁なく利用できます。家族で利用していても、親アカウントを使っていれば視聴履歴もバレません♪

・31日以内に解約すれば料金0円♪

Hulu(フールー)

Hulu(フールー)のトップページ

動画配信本数 60,000本以上
※全て見放題
強いジャンル 海外ドラマ、リアルタイム配信
日テレ番組
・ドラマ
・バラエティ
TV局との関係 日本テレビの傘下
電子書籍・雑誌
月額料金(税抜) 933円
課金方式 SVOD
※全作品が見放題
同時視聴数 非対応
対応デバイス TV/PC/スマホ/TAB/ゲーム機/STB
ダウンロード機能 対応
画質 SD/HD/フルHD
英語字幕 対応
無料期間 14日間
無料で14日間視聴する>>
個別レビュー Huluとは?サービスの詳細>>

Hulu(フールー)はNetflixと同様、完全なSVODサービスです。

毎月933円の定額料金だけで5万本以上の映画、ドラマ、アニメなどが見放題です。アメリカの大手メディア(NBC、FOX、ABC)が出資して誕生した会社なので、日本上陸直後は海外ドラマの充実をアピールしていました。

また、テレビ放送と同じように番組表に沿って番組が配信されていくリアルタイム配信では、FOXチャンネル、CNN U.S.、BBCワールドニュース、日テレNEWS24等、9つものチャンネルを視聴できるのもHuluの強みです。

2014年にHuluジャパンを日本テレビが買収してからは日テレ傘下の動画配信サービスとなり、同社の番組を数多く配信して利用者を伸ばしています。現在は、元々の強みである「豊富な海外ドラマ」と「日テレの番組」が主軸コンテンツです。同時に日テレ外の局からもコンテンツを調達しており、特に以前から提携しているTBSの番組も豊富に配信しています。

■14日間無料・解約OK♪

FODプレミアム

FODプレミアムトップ画面

動画配信本数 約22,000本
(フジテレビの独占見放題:約5,000本!)
強いジャンル フジテレビの番組
TV局との関係 フジテレビ直営
電子書籍・雑誌 電子書籍:コミック中心に17万冊以上
追加料金なしで100誌以上が読み放題
月額料金(税抜) 888円(毎月1,300円分のポイント付与
+PPV(都度課金)
課金方式 SVOD+PPV
※ポイントをPPV作品購入に充てられる
同時視聴数 非対応
対応デバイス TV/PC/スマホ/TAB/STB
ダウンロード機能 非対応
画質 SD/HD(720p)
英語字幕 非対応
無料期間 Amazonアカウントの無料キャンペーン中(^ ^)♪
無料で1ヶ月視聴する>>
個別レビュー FODプレミアムとは?サービスの詳細>>

フジテレビが直接運営しているため、かつてのフジテレビ系の大ヒットドラマから最新ドラマの見逃し配信、バラエティまで、フジテレビのコンテンツを豊富に取り揃えています

動画以外でも、人気雑誌100誌以上が読み放題となる「FODマガジン」やコミックを中心とした17万冊以上の電子書籍のラインナップが魅力的です。都度課金制(PPV)の有料コンテンツも含まれていますが、毎月付与される1,300円分のポイントで購入する事が可能です。有料の電子書籍をポイントで購入すると、20%分が還元されるお得なシステムも用意されています。

フジテレビの作品を楽しみたいなら、迷わず選びたい動画配信サービスです。

■1ヶ月間無料・解約OK♪

dTV(ディーティービー)

dTVのトップ画面

動画配信本数 120,000本以上
強いジャンル オリジナルコンテンツ
音楽コンテンツ

・ライブ映像
・カラオケ
TV局との関係 avexグループが運営
電子書籍・雑誌
月額料金(税抜) 500円
+PPV(都度課金)
課金方式 SVOD+PPV
同時視聴数 非対応
対応デバイス TV/PC/スマホ/TAB/ゲーム機/STB
ダウンロード機能 対応
画質 SD/HD/フルHD/4K
英語字幕 非対応
無料期間 31日間
無料で31日間視聴する>>
個別レビュー dTVとは?サービスの詳細>>

月額500円という低価格で12万本(最新作を中心に都度課金制(PPV)作品も多い)以上のコンテンツが見られます。

低価格に加え、元となるBeeTV時代からのオリジナルコンテンツや、オリジナルの制作ノウハウを活かしたドラマ、スピンオフ作品などを多数配信しているのが魅力です。

エイベックス・グループが運営に関わっているので、他の動画配信サービスでは見られないライブ映像やカラオケなど、音楽のコンテンツも豊富です。また、ストリーミング配信とは別に、殆どの作品をダウンロードして見る事ができ、気に入った作品を前もって保存しておけば、移動中も通信速度を気にする必要はありません。

■31日間無料・解約OK♪

Amazonプライムビデオ

Amazonプライムビデオのトップ画面

動画配信本数 約70,000本
(見放題:約10,000本)
強いジャンル 国内向オリジナルバラエティ
TV局との関係
電子書籍・雑誌 Kindleオーナーライブラリー
Prime Reading
月額料金(税込) 月額プラン:400円
年額プラン:3,900円(325円/月)
課金方式 SVOD+PPV
同時視聴数 3台
対応デバイス TV/PC/スマホ/TAB/ゲーム機/STB
ダウンロード機能 対応
画質 SD/HD/フルHD/4K
英語字幕 対応
無料期間 30日間
無料で30日間視聴する>>
個別レビュー Amazonプライムビデオとは?サービスの詳細>>

Amazonプライムビデオは、アメリカの大手ショッピングサイト「Amazon」が運営しています。

元々Amazonは2013年から動画配信サービスを展開しており、現在は7万本以上の動画を配信しています。Amazonの有料会員である「プライム会員」になると、これら7万本のうちの約1万本が見放題になります。

料金は月額325円~400円と他のサービスよりも安い上、「配送特典」「Prime Music」「Prime Reading」「会員先行タイムセール」etc...、プライム会員の17以上に上る特典と合わせて利用できるのが魅力です。

また、約200本配信しているオリジナル作品では、50本近くが日本向けとなっています。特にバラエティ系番組では、松本人志主演の「ドキュメンタル」「FREEZE」をはじめ、豪華芸人を起用したテレビにも負けないオリジナル番組を独占配信しています。

■30日間無料・解約OK♪

VODで今後どうなる?

最近普及をはじめたVODは、映像コンテンツ(映画、ドラマ、アニメなど)の視聴スタイルをガラリと変えようとしています。VODは今後も普及を続け、ますます生活の中に入り込んでくるでしょう。

最後に、VODの普及で今後どのような事が起こるのか「4Kコンテンツ」と「DVD、Blue-Ray」についてお伝えします。

VODで4Kコンテンツ不足が解消!

4Kテレビ

現在、家電各社がこぞって開発・販売を進めているのが4Kテレビです。

テレビの売れ行きが低迷する中、4Kテレビの売上は比較的好調に推移しています。

しかし、現在4Kテレビは圧倒的なコンテンツ不足に悩まされています。

今年(2018年)の12月からようやく衛星放送で4Kの放送が開始されるものの、地上波においては4K放送の予定はありません。地上放送を現在のハイビジョン放送から4K放送へ移行するには、放送システムを根本から変更する必要があり、これには莫大な時間とコストがかかります。また、地上放送は誰もが見ているので、アナログ放送からデジタル放送に移行した時のように、全ての世帯にテレビの買い替えを促す必要もあります。

このような理由から、今後しばらく地上波で4K放送が始まる事はありません

一方、VODのようなネット配信では、巨大なシステムを変更する必要がないため、ずっと簡単に4K配信が可能です。まだ4Kの作品数はそこまで多くありませんが、今後はコンテンツを増やしていき、4Kコンテンツの不足に一躍買います。

今後しばらくの間、4KコンテンツはVODを中心に配信され、視聴されると考えられています。

4K配信中VOD(2018年)
・NETFLIX
・U-NEXT
・dTV
・Amazonプライムビデオ
・4Kアクトビラ ひかりTV 4K

DVDやBlue-rayディスクはどうなる?

DVDとBlue-Ray

DVDやBlue-Rayなど、ディスクメディアの需要は今後低下していきます。

VODの登場で、これまでのようにディスクを借りたり、購入しなくても見たい映像が見られるようになったためです。しかも、管理するスペースの問題や、レンタルの返却や延滞料金の煩わしさからも解放されます。

これだけ見ると、ディスクの需要低下は当然と言えば当然です。しかし、完全に消滅するという事はないでしょう

  • 「見るタイミング、場所、方法」
  • 「かかる費用」
  • 「手元に残るモノ」

さまざまな条件で、人はメディアを使い分けています。

VODは「見るタイミングと場所、費用」面の手軽さでディスクを代替していく事になるでしょうが、作品を「所有する」という感覚は得られません。権利や契約の問題などで「今まで見ていた映像が突然見られなくなる」という事も起こります。

映像や作品に思い入れがある人がいる限り、今後も「手元に残るモノ」としてのディスクの需要は残るでしょう。